独白アフタータッチ

ひねくれ者のひとりごと

【012】決意 - 閑話思題

 

僕には責任がない。
お金を貰っている訳ではないから、誰にも見られていなくても、つまらなくても、別に辞める必要はない。
それってすごい事だけど、同時にとても虚しい事でもある。だってそれはだから。優しい優しい嘘だから。

 

二十過ぎればただの人ではないけれど、どうしたっていつか、いい歳して何やってるんですか?と思う日が来る。

 

「社会に創出した価値が対価として報酬になる」という基本原則を捻じ曲げて、
「報酬は要りません。価値もないかもしれません」なんて誤魔化して、僕は存在している。
この世界で“例外”は許されない。例外である僕は、遅かれ早かれいなくなる。人知れず、いなくなる。

 

だから、僕の消費期限は実質的に短くなっていると思う。何度失敗しても、またやり直せばいいやという“ぬるさ”を捨てなくてはならない——のだと思う。

 

終わりはいつだって突然で、綺麗に終わろうなんて、それこそ綺麗事だと思う。

 

だからこそ僕は、今後自分に遺恨を残さない為にも、重い腰をあげることにした。

 

どうせいつか消えるなら、
自分が納得できる消え方をしたいと思うから、
物語を書いてみることにした。

 

悔いなく終わるための物語を。
悔いなく逝くための物語を。

 

改めて記す自分なりの責任。
一方で、ゲッシュのような代償はない、所詮口約束程度の責任。

 

口先だけの耳触りのいいことはこの辺りにして、あとは形で示そうと思う。
あ、文章だから筆先か指先かな……?

 

いつになるかは分からないけれど、完成した暁には、ここでもお伝えする。今はこれが精一杯の形。

 

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というわけで、僕は物語を書き始めました。小説なんて言うのは、やっぱりどこか抵抗があるので、自分から進んで言うことはないと思いますけれど、世間一般で言うところの小説に該当するものを書き始めました。

 

始めたからには終わらせます。なので、完成した暁には公開しようと思います。いつになるかわからないけど、その時はしっかり報告します。

 

今はまだ消えるつもりはないですが、これもまた“終活”の形ということでひとつ。

 

決意

サムネ用