独白アフタータッチ

ひねくれ者のひとりごと

【002】周波数 - 81.3メガヘルツの薄明光線

「宇宙人の見守る街で

とある少女が 世界中に電波を

ピピピと飛ばしていました

ピピピ ピピピ

はるかな宇宙を 追いかけて」 

出典:アニメ「電波女と青春男」 第1章 宇宙人の都会

 

 

 

今回はラジオにまつわる出会いと雑感。ピピピ。
(※当記事はテレビへの偏見を含みます。苦手な方はブラウザバック推奨。)

 

--------キリトリ--------

 

と、本来ならこの辺りに450字にわたる運命的な出会いが書かれているはずでした。誤字がないか読み直していると、僕の中のお嬢様の部分が言いました(ややこしい)。まぁ!なんてつまらないのかしら!いますぐ消しなさい!ぼく「はい...」

 

一応要点だけおさえると、

 

①ゲームに理解のない両親だったのでゲーム機を買ってもらえなかった

②代わりにウォークマンを買ってもらった(やさしい)

③なんやかんやあってラジオ聴くようになった

 

 

運命的とは。

 

 

なんやかんやあって気まぐれにラジオを聴くようになった僕、中学校に上がる頃には立派なラジオっ子に育っていた。

 

回想終わり。

 

 

--------キリトリ--------

 

いくら口先で「外見で人を判断するな」なんて言っていても、外見から得られる印象というのは判断材料として大きなウエイトを占めている。第一印象がプラスに作用するなら何も言うことはないが、マイナスに作用した場合それは致命的なダメージになりかねない。顔が見えないというのは、間違いなくラジオ最大の長所だと思う。

 

僕の好きなパーソナリティに、川田十夢という天才がいる。どんなテーマを語っていても、わかりやすくて面白いし、適度に笑える。以前、リスナーがメールの最後に「〇〇(曲名)かけてください」と書いてきたのに対して、「うちそういうの(リクエスト)やってないんだよね」と言って頼まれてないトリプルファイヤーをかけていたのを今も鮮明に覚えている。

 

天才、川田十夢。こんなに魅力的な人物だけれど、先に顔見てたらビビって聴いてなかったかもしれない(可能性の話)。 

川田十夢さん

(クリックするとJ-WAVEのナビゲータープロフィールに飛びます)

今見ても十分なパンチを感じる。

 

さて、顔が見えないのはラジオの長所と先程書いた。それは、第一印象に邪魔されて正当な評価を受けられないという可能性が無くなるからだ。電話越しに頷いて相槌を打っても表情を変えても相手に伝わらないように、仕草や容貌が電波に乗ることはない。

 

三流テレビタレントのように、面の良さだけ、オーバーなリアクションだけで自分の価値を創出するような薄っぺらい人間ではこのメリットを享受することはできない。

 

そう考えれば、ラジオがこれほどまでに魅力的なコンテンツであるのは自明だと言える。

 

つまらないテレビのワイドショーで一番喋っているのは誰だろうか。司会者を除けば、声が大きいだけの奴か大御所気取りの奴だろう。この手の奴が面白いケースは稀有であるし、仮に実直で面白いタレントがいてもこれらの大きな声に埋もれてしまう。

 

いくら面白くても、面白いことが伝わらなくてはなんの意味もない。この世界は残酷で不条理だ。

 

もう一つラジオの長所を上げるなら、役者がパーソナリティだけ、ということだと思う。細かいこと言えば構成作家やプロデューサーなど、共に面白いものを作り上げている協力者がいらっしゃいますが割愛。

フリートークするのも、曲紹介するのも、オープニングもエンディングも全てパーソナリティの役目だ。

 

長く話していれば、良い意味で化けの皮が剥がれてくるし、好き嫌い、興味関心etc... 人間臭さを感じるようになる。グッと興味が湧いて、より耳を傾けたくなる。親近感だって湧く。僕は面白さ=人間味のことだと思っている。

 

嫌気がさす程「綺麗」になってしまったエンターテインメントの中で、人間の温度や命の汚さを感じられる最後の楽園こそがラジオである。

 

 

--------キリトリ--------

 

 

当初の予定では、この番組が好きだったな~みたいな薄っぺらい内容になる予定でした。気がつけばテレビを遠回しにディスるような記事になってました。なんで?

 

 

 

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