独白アフタータッチ

ひねくれ者のひとりごと

【001】色恋 - バック・トゥ・ザ・???

 

「後悔後先に立たず」

意味:事が終わった後で嘆いても、とりかえしがつかない。
出典:『広辞苑(第6版)』(2008)岩波書店

 

 

願うことならばある時点に戻って、なかったことにしたい思い出はあるだろうか。僕は幸いにして戻ってまでなかったことにしたい思い出はない。
ただ、色恋の話は別で、もっといい切り抜け方できなかったかなとか思ったり思わなかったりTARITARI。

 

そんな色恋にまつわる後悔の話をしようと思う。

 

ーーーーーーーキリトリーーーーーーー

 

僕は——今まで異性と付き合ったことがない。

 

ありきたりな三流ライトノベルの1巻1話1行目にありそうな触りになってしまったが、決して揺るがない事実なので仕方がない。

 

中学2年生のとき、気がつけば1人の女の子のことを目で追っている自分を認識した。頭の足りない当時の自分にキャプションをつけてやるなら、あれは初恋だった。
肩甲骨下角辺りで切りそろえられたロングヘア。前髪はアシメ、艶のある黒髪、目測160センチ。細身。二ヘラと笑った顔。

 

その女の子、仮にMさんとしよう。当時の僕はMさんのことを考えると腹の奥の方がグジュッとなる感覚をおぼえた。
よく言えば奥手、有り体に言えば受け身だった僕はなかなか話しかけられなかったが、塾が同じだったこともあり、なんだかんだ挨拶くらいは交わせるようになった。

 

そんな折、Mさんと移動教室で同じ班になった。脚色してやるなら、もう小踊りしちゃうくらい舞い上がってた訳です。我ながら恥ずかしい。

 

この世界、いいことが起こるとだいたい悪いことが起きるようにできています。ほんとうに残酷。
さてそんな彼を何が襲ったのかといえば、Mさんのパンチラでした。それもスカート巻き込んでるやつ。

 

 

 

パンチラが悪いこととか正気か?そう思われたあなた、何も間違っていません。あなたは正しい。

 

 

 

そりゃあこちとら健全な中学生男子、ガン見しました。目に焼き付ける勢いで。ただ弁明させてほしい。女の子が目の前でパンチラしてた訳です、見ないわけがないじゃん。しかも片恋相手のパンツ。見ない方がおかしい。(正当化するなカス)

 

悪いことはここからで、しっかりパンツ見てた僕もまた、Mさんの友達にしっかり見られていたんですね。神は死んだ。我々が殺したのだ。

 

当然、Mさんの友達に言われます。「お前Mのパンツ見てたよな?」と。一応僕は「不可抗力だったし一瞬しか見てない」と苦し紛れに弁明。嘘ですごめんなさい、まぶたの裏に焼き付くくらい見てました。

 

Mさん本人は不問にしてくれたものの、その友達からの印象が著しく悪いものになり、意図的に避けられ続けた結果、もともと受け身気質な僕はそのまま大して関わることもなく卒業の日を迎えました。

 

それにしても、好きな女の子が属してるグループに嫌われるとその子と関わることも許されなくなるあのシステム、なんなんですかね、あいつらはSPなのか?

 

かくしてありふれた三流ラノベは、ありふれたオチで打ち切りになりました。ちゃんちゃん。

 

ーーーーーーーキリトリーーーーーーー

 

本件から僕が得た教訓は、「自己証明は証明にならない」ということです。いやほんとこれに尽きる。交友関係も監査してもらえばいいかもしれませんね。(クソオチ)

 

 

 

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